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健康談義2018/1/14
  エビを食べると元気が出る。なぜだろう?
 あのビンビン跳ねる元気を、まるごと食べていただこう。あの体にはビンビン跳ねる力の源があるのだ。
鶏は、なぜあんな長距離を休まず飛ぶことができるのか?鶏の胸肉を食べなさい。と以前話したことがある。鶏の胸にある「イミダペプチド」12/15がいいのです。
同じようにエビにも、あのビンビン跳ねるエキスがあるのだ。小エビなら殻まで食べられる。殻がいいのです。捨ててはいけません。まるごといただけばこれに越したことはない。甘えび、桜エビ、芝エビ・・・日本には300種もあるそうだ。
 
 子供のころよく食べていたのだが、いまは殆ど店頭で見ない。「塩アミ」、新鮮な取り立ての小さなエビを塩漬けしたもの。あれはうまかった。あれさえあればご飯が食べられる。冷や飯に漬物や塩昆布を乗っけて、お茶漬けで食べる。うまかった!いま食べてみたいなあ!あの味が忘れられない。塩分控えめとかで、もう作らないのだろうか。残念なことだ。よく遊んで汗だくだく、塩分は多くても、上手に体外へ排出するエビエキスが働いたからでしょうか・・・あの頃の体力が懐かしい。でも上手に食べれば、あの域にも今でもきっとなれる。きっと!
 
 いま芝エビが店頭に一杯・・・。味付けして「つく置き」、頭は捨てず、出汁とりをする。味噌汁、そばつゆ・・・の出汁にすると、最高の味になる。
これなら専門店のソバより旨い、自分で「そば打ち」して、見た目は悪いが美味しさは抜群・・・自己満足。


【えびの栄養成分】
 えびには、種類によりさまざまな栄養が含まれていますが、どの品種においても高たんぱく、低脂肪で、亜鉛やカルシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。えびの殻や尾には植物性食物繊維のキチンが豊富に含まれているため、余分とりすぎたコレステロールなどの排出を促してくれます。また、えびの赤い色素には、強力な抗酸化作用のあるアスタキサンチンが含まれており、老化や病気の原因となる活性酸素を抑える作用や眼精疲労を改善する効果があります。
さらに、うま味成分であるグリシンやアルギニン、ベタインといったアミノ酸も豊富に含まれています。アルギニンなどを含む良質なタンパク質は、疲労回復、滋養強壮、免疫力向上に有効で、強い抗酸化作用を持つビタミンEは、細胞の酸化を抑え、老化を予防する効果や、女性ホルモン・男性ホルモンの生成分泌に関与し、生殖機能を維持する作用があります。

 キチン・キトサンは、カニやエビなどの甲殻類に含まれる動物性の食物繊維です。
コレステロールや有害物質を吸着して、体の外に排出させる働きがあり、肥満の予防や、血中の悪玉コレステロールを下げ、免疫力、整腸作用を高める効果があります。
キチン・キトサンの健康効果
◎コレステロール値を下げる
◎脂肪の蓄積を防ぐ
◎高血圧を予防する
◎免疫力を高める
◎解毒

成分は、各種アミノ酸で構成される良質なタンパク質、ビタミンA、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ナイアシン、パントテン酸)、ビタミンE、カルシウム、鉄、マグネシウム、リン、セレン、カリウム、亜鉛、コレステロール、キチン、タウリン、アスタキサンチンなどを含む。

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