健康談義2016/09/30
がんにならないための日ごろの心がけ

 
若いころから塩辛い味が好きだった。漬物だとか味付けみそ、木綿豆腐に鰹節、醤油をぶっかけ飯を食べたものだ。なんといっても一番よく食べたのは高校時代だろう。
 毎日自転車通学で帰りに16キロぐらいの距離を夕刊を配っていた。200軒ぐらいで大した数ではないが田舎のこと、右に左にあがったりさがったり、ぽつりぽつりで街のように並んでない。歩く距離もおおくなる。それを歩くよりは走っていたのだから。当時は舗装もされてなくバラスみち、バスの車輪のあとがついた道だった。それをまいにち通っていたのだから足は強く体力がついた。毎日運動するから、いくらでも食べる。お腹がすいているから何を食べてもうまかった。
 毎日汗をかくことで体内の老廃物や余った塩分は、体外に排出する。腎臓肝臓が丈夫で支える体力があった。

 ところが今は術後のこととて、特に体力が弱っている。塩分を消化できる十分な体力にない。しかも脳が今までの味や辛さをよく覚えているということです。術後の突然の体の変化があるにもかかわらず、適切な行動を起こすように慣れていないのです。「胃があっての腸」だったのが、胃の働きも腸でしなければならない。とっさに長年の習慣や経験で積み上げられた腸の働きをすぐに変えられない。
 
 妻は高血圧で塩味が薄い料理を作る。それが当たり前だったのに、まだ私も醤油味が足らない「うまくないとケチをつける」、私の味覚が変わったのを棚に上げて妻の料理に文句をつけていた。
わかっているようでも、口にすぐ出てしまう。これが病人の「わがまま」です。
 それがわかっているのだが、お世辞にも妻が料理が上手とはいえない。
それを言うのは怖い。自分で作って食べたら!もう勝手にして!もう料理をしない!
口げんかのもとすべてこれだった。

 今までは体も丈夫で、少々の辛さでも受け付ける。辛さを消化できると脳が知っていたからなのだが、もう今では同じ味でも体が辛さに耐えられない。薄味でも辛いと感じるようになったのです。舌が敏感になったのではなく、身体が「この辛さにはついていけませんよ」と、いっているです。それだけ体が調子がよくない、体力が低下したということなのです。

 硬すぎる、もっと柔らかく煮炊きしてほしいなど、妻に注文を付けるのだが、歯や腸が弱くなり、敏感な腸が、あなたの体は、「昔と比べて衰えてきているのですよ。決して無理はいけません。からだを大事にしなさいよ」脳が注意信号を送っているのです。わかっているけど、そうとは認めない。認めたら負けだ。まだ「若返り進行中」と前向きに考える。とにかく後ろ向きが、リハビリの身にはよくない。

 がんになる原因で上位になっているのが、
1、塩味を好む
2、遺伝子
3、喫煙
4、ストレス
5、ピロリ菌
順不同だが、がんになる原因で「塩味を好むことが一番」であることは間違いない。

 いまキンモクセイが満開だが、私には殆ど匂いがしない。今年は天候が悪かったから、と思っていたら、妻は「一杯いい匂いが流れてるよ」
塩味を好むわたくし、味覚も嗅覚も落ちてきた。塩味が足らないと思っていた食べ物さえ、すごく辛すぎるよう感じる。この注意信号を有り難く守るべきと肝に銘じた。

inserted by FC2 system