健康談義 2016/08/07「笑顔の効果」


 大相撲の稀勢の里が微笑みをして緊張をほぐそうと、テレビにその頬笑みが・・薄気味悪い、薄ら笑い・・・、また優勝できなかったのは、リラックスして力を存分に発揮できなかった、ということだ。作り笑いではだめ、心の底から湧き上がるものでないと、効果がないということなのだ。けいこはもちろん大事だが、座禅を組んだり、滝に打たれたりの精神的な修行のほうがいいのでは。このままでは大関まで、絶対に横綱にはなれない。ならないほうがいい。なればすぐに引退の危機が迫る。
 夏の甲子園高校野球が始まったが、ピンチのとき笑顔で話し合ったり、意識して笑顔の選手が、投手の周りに集まって、作戦を話し合ってる。笑顔が緊張の選手のピンチを和らげるのだろう。地区予選から神奈川、東京、埼玉すべてを見た。チャンネルを探し切り替えが大変だった。

 広島と巨人の首位攻防戦をみた。同じ緊張の顔を見ても、巨人選手と広島の選手の表情が全く違う。広島の選手は追い詰められて苦しんでいる表情に見える。巨人戦の前、一時11ゲーム差をつけて独走状態から連敗で、7ゲーム差になった時、これが「独走広島か」と目を疑った。
 3連戦最初の試合、8回まで追いつ追われつの同点だったが、最終回、2点を入れた巨人5対3でリード、守護神沢村が抑えに登板、いよいよ広島もダメかと思われたが、先頭打者が2塁打、次打者も2塁打で一点差に迫る、無死ランナー2塁、いよいよ同点か、ホームランなら逆転サヨナラの場面となる、のだが、そのとき広島の次打者の顔をテレビが大写しに・・・、顔は緊張でガチガチに硬直していた、もちろん笑みや笑いはない。必死の形相だった。これだけ緊張したら体が動かない、ボールのスピードについていけない。これでは・・・沢村も緊張していたようだが、比べ物にならない。
 
 瞬間的に「沢村の勝ちだ!」と思った。
三振・・・。次打者も三振、センターフライでゲームセット。ゲーム差4.5ゲームに縮まった。いよいよGの快進撃が見えてきそうだ。
39歳で頑張っている広島の新井選手にも、ただ力んでバットを振り回すだけ、あれでは前半戦に活躍した選手とは全然見えない。
大リーガーだった黒田投手は、ただ懸命に投げていたが、顔は勝負に負けて逃げに回っている。俺が、おれがの独り舞台・・・懸命さだけが空回り状態。
 巨人ファンの私だから、そう感じられたのではあるまい。きょうの3戦目は、もう勝敗は見えている。
オリンピックもみなければならないのだが、今日の試合は、特に選手の顔を見ながら、次の展開がどんなプレイになるのか予測しながら見てみたい。
また違った野球観戦となるだろう。

 こんなに変わって野球観戦ができるのも白内障を手術して、よく見えるようになったお陰げだ。感謝しなければならない。 科学的、医学的、精神的な働き、刺激、動揺や感動・・心の動きは、はっきり顔に現れる。脳は「心の鏡」そのものだ。体をただ鍛えて、早く強く・・・だけではなく、「脳のスポーツ科学」は、日本選手には、特に必要なことだと思った。
オリンピックは、一番それを学ぶ絶好の機会だ。

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