健康談義2015/9/15
いまの自分の現状とかけ離れた”本”を読んで学んだこと。
 
 体重には元の体重に戻りたがる性質がある。人間のからだには、恒常性(ホメオシスタシス)という機能が備わっている、これは体温や血圧、血中のホルモン濃度など、脳が適正と判断した”セットポイント”という数値を維持しようとする力を、生まれつき持っているのだそうだ。(世界一やせる走り方)によると・・・・。

 食べ過ぎても食べなくても、体重はもとに戻ろうとする力がある。かき混ぜた水面がいずれ穏やかになるが、水の分子に平面張力があるからだろう。身体の大きな怪我や傷でもなおれば跡形もなくきれいに元のままになる。脳が元の状態を覚えているから、細胞が自然のその元の姿に変わっていくのだろう。これこそ”恒常性”と言えるゆえんだろう。

 胃の除去手術で、腸の消化・吸収を助ける仕事ができなくなった。酵素や胃酸分泌など腸の仕事負担が増えた。腸があわててフル回転しても、正常時の働きはどうしてもかなわない。それが食事の拒否となり、栄養不足、食欲の減退となってくる。
 
 今の自分は正常時の10分の1ぐらいまで、食事量は減ったかもしれない。一生懸命食べてはいるが体が要求するかローリーに遥かに足らない。足らなければ、いままで蓄積されていた脂肪を燃焼し、筋肉からはアミノ酸やタンパク質までもエネルギーとして使いきる。痩せて筋肉まで縮んでくる。

 だが何十年間も維持してきた体重で、あるべき姿を脳は、ちゃんと記憶している。
”セットポイント”を覚えている脳が思い出そうとしているが、疲れや傷の痛みが”恒常性”を邪魔している。

 恒常性を呼び戻し、セットポイントを脳に認識させる前向きな行動こそ、いま一番必要な時なのです。正常な時といまと何が違うのか、それを脳に教え込まないといけない。

それは何か
・手術の傷が痛む
・食事量が減った
・食欲がない。
・食べ物がうまくない。
・お腹が空かない。
・体がだるい。
・力が出ない。

 いろいろ考えたが、結論は出ない。
初心にかえってスタートからも一度やり直そう。
食欲が出ないから食べたくない。うまくないから食べたくない。食べたくないから食事が少ない。栄養が取れないから痩せていく。栄養が摂れれば、脳の恒常性がある限り元の体重に戻ろうと働く。

 胃の摘出だけでなく、腸の癒着で3時間も手術が伸びた。2か月もたたないうちに、肺の手術もやった。胃の摘出だけでも、この歳での体には負担が大きすぎた。いまだ食欲がでず10キロ痩せた。仕方がないとここはあきらめるわけにはいかない。身体が恒常性を覚えている間に食欲改善の道を見つければいい。

 いろいろ考えたが結論は初心に戻る。ということだった。
 私には若いころから胃腸が弱い。それが腸の癒着ということにつながっていたことは、以前お話した。胃がなくなったのだから胃の心配はない。腸だけが正常に動くようになるようすればいいだけだ。
 食事量は減ってもいい、腸の働きを正常にできるよう、まずこれだけに専念する。
体重を戻すことを考えるのは、その後だ。
「世界一やせる走り方」から学んだ結論だった。

inserted by FC2 system