健康談義2015/09/08
ティッシュひと箱が、こんなに貴重だとは、夢にも思わなかった。

 胃の摘出手術が6/25だったから、まだ2ヵ月半。大分長くたってるような気分だが、胃の摘出手術から2回目の再外来検診に出かけた。
「相変わらず食欲が出ない。」
「それではくすりを替えましょう。」

 胃腸の弱い人食欲の出ない食事の進まない人にと、あらたに漢方薬をくれた(ツムラ穴君子エキス顆粒、胃腸が弱く、食欲がなく、みぞおちがつかえ、疲れやすく、貧血で手足が冷えやすい人に用い、胃炎、消化不良、胃痛、嘔吐などの症状を回復する)
それを飲みだして1週間だが、いい兆候はいまだ見られない。ようやく外の傷の痛みもなくなって、気になる痛みは、右肋骨の間がきりきりと、たまに痛むぐらい、ほかに大きな痛みはないのだが、相変わらず食欲がなくて食事量が少ない。少しでも食べ過ぎると,、汗をかいて、呼吸が荒くなる。耳が詰まったようで、呼吸の息が耳に響く。あの飛行機や高い山などに上ると、耳がつーんとなる。あの感覚になる。

 その原因は、水分の摂取量が少なくなることによる。と担当医。
手術後、喉が渇いても水をあまり飲まなかった。水がおいしくなかったから・・・・
水を飲まないからトイレも回数は減るし、量も少ない。1週間の間、おかゆ・味噌汁、お茶程度の水分だけで、コップ1杯の水も一日で飲んでいなかった。退院してからも、それが習慣になって水分摂取が少なくなっていた。

 痰が粘って喉にへばりつく。味にこだわらず辛抱して水を多く取り出した。すると不思議その日のうちに耳の詰まりも改善した。先生の診断に納得です。

 耳鼻咽喉で検査を薦められた。
すぐ携帯で予約を取っていただいた。総合病院のいいところだ。この際、悪いと思うところすべて診てもらおう。
これなら予約だ紹介だとか手間がかからなくていい。

 驚いたことに、耳は意外に聞こえている。鼻・のどの中はきれいで健康そのものです。
と太鼓判を押された。
「それでも左耳はほとんど聞こえません。」
と言ったら
「検査の結果では、右ほどではありませんが、聞こえていますよ。驚いたでしょう。年寄の何とか耳というでしょう。
そんなに悲観するほどではなく、聞き耳を立てて、よく聞けばいいのです。
内耳も外耳もきれいで、のどや鼻の粘膜も健康そのものです」と・・・・。
若い医者の褒め言葉にはうれしかったが、「年寄の・・・」で、ちょっとカチンと・・・。

 最初の手術の終わった直後の夜、のどに痰がたまって、ティッシュが瞬く間になくなった。
入院前ティッシュを個人で用意の注意書き、用意はしたが1ケースだけ、あっという間になくなって、あとはあさまで、バスタウォルで・・・。
妻が来るまで、誰も用意してくれない。面会時間が待ち遠しいこと。

「地獄の苦しみ」とは、このことか。お腹はいたむし咳もできない、痰が切れないから喉が苦しい。あの息苦しさ、今から思えば二度としたくない。

 この部屋担当の看護師の冷たいこと。「規定でティッシュは出せません。バスタオルで」と、融通の利かない応え一点張り、ただ事務的に応える若い男看護師・・・・。

 面会時間の待ち遠しいこと、妻へ怒り心頭に達し。
「すぐティッシュを買ってこい」
怒鳴ったつもりでも、術後の傷はいたむし、喉はガラガラ声にはならず。
「こんな病院もう二度と来ない!」
なんて叫んだが・・・。
 精一杯の抵抗でも、2ヵ月もたたないで、すぐに肺の手術と・・・。

前回に懲りてティッシュ沢山、余裕十分と多すぎて、今度は妻が途中で持ち帰った。
それでも3ケースは、手術当日に使った・・・。
入院前の準備書に、せめて咳・痰など心配な人は、多数個と、あれば・・・の恨み節。
二度目は肺手術だったのに意外に痰は少なかった。

これぞ私の秘薬の効果だ。
 「ドクダミアロエ」を、そっと病院に持ち込んで、朝昼晩、喉や鼻の穴に向けて噴射する。そして水に溶いてうがいをすればいい。
それが耳鼻咽喉科の先生に褒められた診断になった。
「ドクダミアロエ」は、のどや鼻の病気に回復・改善の効果がある。医学的に、身を以て証明したようだ。
 朝晩の洗顔後の化粧水、入浴剤、煎じてお茶に、我が家の健康はこれをおいてほかにない。



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