健康談義2015/08/23
「右上上部原発性肺がん」手術計画書によると・・・。
でも私には不幸なことでも、わずかなツキが残っていた。

 手術が8/17、6日目の22日に退院しました。
胃がん全摘手術が6月13日だったから2か月ちょっとの間をおいての肺手術でした。
胃がん手術後、食欲が全然でなくて、食事量が少ない。
体重も今年の前半の62キロから、胃がん手術で58.5から54.5キロに4キロ減。
ということは、胃の重さがおよそ4キロということなのか??
その後、50キロ割れる寸前までなったが、51キロ前後で、何とか今でも頑張っている。

 医師から胃がん手術が終わったら、「呼吸器科でも受診」を薦められていた。
肺の怪しい影、がんの可能性が高い。仮にがんでなくても、形などから判断すると、がんに変移する。
とくに肺がんは血管や骨などに転移する可能性が非常に高い。
肺がんは切除して組織を検査してみないと、がんかどうかはわからない。
怪しいものなら取り除いていたほうが、将来の心配がない。
 手術後、先生から組織検査で、
「がん」ではない。よかったですね。
夢心地で聞いていた。
がんばった甲斐があった。

安心、安堵、これでがんから解放される。これを力に気分は最高モヤモヤが晴れた、回復力、体力回復の反発力は飛躍的に伸びるだろう。幸せな気分です。いいことです。うれしいことです。
 病院からの帰りの交通、タクシーでという妻の言葉をさえぎって、バスで・・・。年金暮らしの生活には、前回も今回の入院もすべて大部屋、経費節減に大きく貢献、回復後には、あれも買いたい、これも買いたい、見たい・・・旅行も・・・。

胃がんの時は、いびきに悩まされ、呼吸器科の時は、異常なクシャミというか火山爆発のような咳に苦しめられた。それが2~3分間隔で一晩中続いた。まさにクシャミのつばきが天井に当たり部屋全体に拡がって降り注ぐよう。手術直後はナース部屋の隣で、大部屋に移って最初の夜だった。
翌日、事情を話して、震源地から2人分離れることができたが、間は空席になっただけ状況は昨晩と少しも変わらないと・・・。両隣の患者は、辛抱たまらず、翌日退院申請したらしい、医者が「どうしてもとおっしゃるのでは・・・」

翌夕方「医師が咳止めを調剤します」という言葉が、かすかに聞こえてきた。
私は術後3日目、あすカテーテルを抜いて6日目に退院と言われて、妻には「個室を申請してくれ」と、いまからは「担当医師の許可がない」と看護師の弁、年金暮らしで10%負担で頑張るしかない。帰ってから寝ればいいや。
 なんと翌晩は、ピタリ治まった。2人抜けた6人部屋は静かな夜だった。「咳止め」が、こんなにもよく効くなどとは・・・。くすりって素晴らしい。でも薬は飲みたくない。

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