かつひこ日記NOW

2016/07/21
「いつの間にか画家に」

私はいつの間にか、絵かきになったという感じがしてならないのです。自分が絵が好きだったわけでもないし、父母に褒められた覚えもない。小学校の時一度だけ賞が貰えたことがある のですけど、これとて従兄弟と二人で描いたもので、どんな絵だったか記憶にないのです。小学校の時、お習字をちょっとだけ習ったのですが、これは私の字があまりにも汚ないから母が仕方なく習いなさいと先生にお願いしたことがあるだけで、しかし、全然直りませんでしたので、直ぐ止めました。中学も高校も美術の思い出は全くありません。親戚にも、普通の先生をしている人は、いるのですけど、美術に関係する人はいません。しいて言えば、小学校の時、教室の後ろに貼られたことがあるくらいで、何も自慢出来るものではありません。私の孫は小学校の時からいい絵を描くので私は驚いて褒めるのですが、それは、本当に上手いのです。私の寝室に飾っているくらいです。これくらい描けたら、素質があるといえますが私の場合は全く、絵に関しては、何も取り柄らしきものはありませんでした。小学校の時、絵が好きだったということもありません。ですから余計私が絵かきになったことが不思議なのです。大学に入って中学の免許を取るのに何にしょうかと思った時に、思い出したのが、小学校の時、チヤイムが鳴って、5分で描いてそれで提出してたのが、教室に飾られたのが、フット思い出されて、それで美術は楽そうだと思ったのです。頭は使わないでいいし、簡単そうだし、体力もいらないと思えたのです。実に安易な発想です。他に体育もいいかなと思ったのですが、体力がないと駄目だと思い、諦めました。そんなことですから、美術は全くの初心者でした。ですから、美術部に入って先輩や同級生に教えて貰って勉強したのです。しかし、大人の絵がどんな絵かわかりません。それにそんなものは描いたことがありません。ですから、私だけ、美術部の展覧会に出品できませんでした。先輩たちにすすめられたのですが、やっぱり駄目でした。芸術ということを教えて貰うのですが、結局わかりません。何を、何のために、なぜ、描かねばならぬのか。1年、2年、3年と出品できません。なぜ描けないのだろうと思いました。きっと、大人の絵はこういうもの、美術部の絵はこういうものだという思いがあって、それが、描けないようにしていたのです。自分の世間に対する見栄だと思いました。所謂、いいかっこしいです。誉めて貰いたいという思いがあったのです。自分のそうした見栄はなかなかしぶといものでした。毎日もんもんと悩んでいました。
私がその壁を越えることができたのは、一つの悟りでした。小学校の時から積もりに積もった、劣等感や自分はついてない、見放された人間だという思いが一挙に放たれた体験でした。これは私にとっては、他の何よりも大きな、衝撃でした。それがどんなものだったか、想像に絶することだったのです。私は、あまりの感動に廊下を走るのですが、頭が天井に着くのではないかと思えたくらいです。それほどの感じだったのです。ですから、私は、努力したり、勉強したりで掴んだとは思っていないのです。しかし、だからといって、全く関係ないということはないと思うのです。なにかしらある。なにかしら関係あるものがあると思えたのです。どこが、どういうふうに関係してるとはいえませんが、私を育てた全てのことが関係してると思えたのです。私はこの悟りによって、人間が変わったのです。どういうふうに変わったのか簡単に説明できませんが、ものすごい力をいただいたのです。単的に言えば、宇宙の力ということでしょうか、無限なるものが、私の内に宿ったと思いました。私の中に自信と信念が生まれたのです。私の中に尊いものが生まれたのです。こんな尊いものを私は知らずにいただいていたのだと思いました。すでに、今ここにいただいていたのだ。私は、私が新たに生まれたのです。私は、絵が描けると瞬間に思いました。私は、選ばれたのだと思いました。何でもできないことはないと思いました。私はこの悟りが私を動かす一番の力だと思いました。何も知らないでもいい。この悟りがいただけたらいいと思いました。こんな尊い気づきは、自分が求めましても、おい  それとはいただけません。何か知らないうちに、ふいっといただけたのです。ですから、私は自分史を書こうと思いました。こんな人間でも一瞬にして一大宇宙がいただけるのです。このよろこび、この安心、この豊かさ、この美しさ、これが生まれたわけです。こんなにも尊いものがいただけているのです。それで、私の一部分ですが、私の生い立ちを披露したのです。自分の中に自信と信念が生まれるとそこかしこに無限の可能性が生まれます。それが、何でもしてくれるのです。絵を描いてくれるのです。音楽も作ってくれるのです。ですから、悟りを得てくださいと叫びたいのです。苦労も悲しみもそのまま受けていただいて、前進して欲しいのです。それが、あなたさまへの無限からの贈り物だからです。私は悟らせていただいた時に、丸一つ描いて、展覧会に出品したのです。私という尊い命から生まれたのです。尊くないわけがないのです。私は尊いと思いました。それには、その日の日付を書いて絵の題名にしました。以前の私でしたら、そんなおおそれた勇気はないと思いました。私は自信をもっていました。私が尊いと思ったのです。この世に生命を受けた尊さが生まれれさせたのです。私はその時から、人からは相手にされなくても、信じて前に出たのです。馬鹿です。下手です。それでも、50年が過ぎます。今だに、注文があります。いつの間にか絵かきになったのです。

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