かつひこ日記NOW

2016/05/25
「癌の発症」
72歳の時でした。血液検査で異常な数値が表れたのです。早速、主治医に見て貰いましたら、直ぐ、入院 と言うことになりました。その時私は石川県の小松市に居たのですが、主治医の居る福井県の病院に入院しました。検査の結果膵臓癌でした。今なら手術が可能だと言われました。私は、せっかく、身体に備わったものを切り取るようなことは反対でしたが、とにかく、流れに従おうと思いました。20日間くらいでしたが入院していましたら、家族が近くでないと通うことが出来ないというのでやむを得ず、家族に従うことになりました。知人の紹介で京大病院に転院したのです。また、そこで検査したら、直ぐ、手術と言われました。入院6日目で手術でした。13時間の大手術でしたが、成功しました。あちこち切除しましたので手術後、味覚がなくなって食べれなくなったのです。98㎏あった体重が、Ⅰ年で49㎏になりました。丁度半分減ったのです。衰弱して余命2週間とまで言われました。まるで、断食の修行でした。私は、いつもですが、苦しい時はきっと、これは修行を与えられたのだと思うのです。奈良に断食道場があるのですが、一度行ってみたいと思っていましたので、その代わりになりました。丁度一年目でした。食べれなくて点滴と流動食だったのです。その頃、友人の勧めで、試しに刺身を一切れ食べることがあったのです。すると、旨いと思ったのです。一年目で味覚が戻ったのです。それから毎食刺身を食べたのです。その友人が大阪で鮃を仕入れて来て、長女がさばいて1匹を7日分に分けてくれました。お陰で寝た切りだった身体が立つことができたのです。自分でトイレに行くことができたのです。何よりも嬉しいことでした。立つことができたら、次は車の運転です。家族の反対を押し切ってスーパーマーケットへ刺身を買いに行きました。スーパーへ行けたら、自分で調理して自炊ができます。何しろ、食事の時間が家族の時間と違うので、仕方ありません。自炊を始めました。じょじょに回復して今53㎏まで戻ったのです。4年生き延びましたが、また、癌が転移しているといわれました。2箇所に転移しているので今、入院して抗がん剤の治療を始めています。これとてどうなるのかわかりません。癌は治るということはないということらしいので、生かされるまでは、おつきあいをしようと思っています。一人の生活をしていると病院の時間と私の我が儘な時間が合いません。ですから眠れないのです。そんな時は、文を書くのです。お陰で退屈の時間がありません。眠れない時は仕事して、疲れたら、横になります。私の生活はずっと前からこんな生活です。いつ眠るか決まっていません。絵かきの仕事は家族のためにもやったかもしれませんが、全てが私のためだけにやったといって、いいかもしれません。死が来るまで自分の生活ができたら、それが一番嬉しいのす。いつでもどこでも自分が主人公です。それが出来ることがありがたいと思っています。



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