iPS細胞・医療関連記事

2021 2020 2019 2018 2017 2016 2015 2014 2013

2016年

12/30
*ナスに神経伝達物質多く、信州大が発見、神経伝達物質アセチルコリンがピーマンニンジンの1000倍、機能性表示食品として登録を目指す、乾燥させたナスにはアセチルコリンなどの有効成分が凝縮されている、生鮮食品受理は、これまで「三ケ日みかん」「大豆イソフラボン子大豆もやし」など5件しかない


12/29
【TOTO、健康チェック】 TOTO(5332)は健康状態をチェックできるトイレを開発する。排便時の臭いから腸内環境を推測する研究を進め、2020年をメドに実用化を目指す。(

12/28
*イオン健康管理を支援、血圧計測や体組成計、血管年齢や骨密度、肌年齢、下枝筋力など計測機器を無料で使える、健康相談、習慣的な来店を促す、専任担当者800人育成、計測した数値をもとに食生活や運動方法などアドバイス

12/16
岡山大は16日、がん細胞だけを破壊する独自開発のウイルス製剤「テロメライシン」を、標的に効率よく運ぶ技術を開発、がん細胞を選んで入り込む細胞「HOZOT(ホゾティ)」の働きを活用。全身にがん細胞が広がった進行がん患者の治療につながる岡山生まれの技術ホゾティは正常細胞には影響せず、がん細胞のみに入り込んでウイルスを拡散し、がん細胞を死滅させることを確認

【MRT、24時間健康相談】 MRT(6034)は体の不調時にスマートフォンなどで24時間365日健康相談できるサービスを、2017年3月までに始める。専用アプリに症状や相談などを書き込むと、医師がビデオ通話で相談に応じる。(日経産業18)


12/15
*阪大、ゲノム編集の研究拠点開設、難病治療など応用に向け様々な病気を再現した動物細胞を作ったり、効率的な編集技術を開発、基礎研究や利用で先行する海外勢を追い上げ

12/11
*寝不足で甘いもの食べたくなる。それは脳の前頭前皮質のせい、筑波大が解明、睡眠不足から肥満、生活習慣病に至る仕組み解明、睡眠には深いノンレム睡眠と体は休んでいても脳が活動しているレム睡眠がある、レム睡眠が不足すると食べ過ぎ太りやすくなる、マウスのレム睡眠を妨げるとショ糖や脂質の摂取量が増えた、脳の前頭前野の活動を遺伝子操作で抑制すると、脂質の摂取量が増えたが、ショ糖は増えず、糖分に対する欲求を担っていることが判明

12/09
アトピー性皮膚炎と診断された乳児が生後6カ月から卵を食べ始めると、1歳時点で卵アレルギーになるのを約8割減らせるとの研究結果を国立成育医療研究センターのチームがまとめた。アレルギーの原因となる食物は早く食べ始めた方がいいという考え方で、新たな予防法につながる可能性がある。

12/07
*ヒトiPS由来の心筋細胞、薬の毒性評価に有用、国立医薬品食品衛生研、細胞の拍動や薬剤に対する反応などが約5000人の心電図から得られた特性とほぼ一致、新薬開発の効率化やコスト低減に役立つ

12/05
*痛風関連遺伝子新たに5つ特定、防衛医科大学校、通府予防や7新しい治療薬開発に

*高血圧治療ワクチン来年から実証実験、アンジェスMGと阪大、オーストラリアで毎日服用する降圧剤と違いワクチンは1回投与するだけで数年にわたり血圧を下げる効果が続く、血圧をあげるアンジオテンシンⅡと呼ぶ生理活性化物質の働きを妨げる抗体という物質が作用し、血圧の上昇を妨げる

12/03
*脂質の一種プラズマローゲンを食べ続けることで認知症のアルツハイマー改善、九大など研究チーム、臨床試験で確認、ホタテから抽出したプラズマローゲン


11/30
*がん治療にAI活用、超早期診断など目指す、国立がんセンターなど、患者の遺伝情報や画像データ、最新の論文などAIが解析する、超早期にがんを見つける診断法や、患者一人に最適な治療をするためのシステムを5年後めどに実用化

11/28
*中耳炎、鼻の粘膜から通った細胞をシート状に加工して移植、治りにくい中耳炎に使う、、慈恵医大、細胞シート移植再生医療の臨床研究2017年度から早期に実用化にらむ、耳と鼻の粘膜は性質が似ている、シートが定着しやすい患者負担が少ない、シートは聖マリアンナ医科大にも提供


11/22
*がん攻撃力数十倍死滅させる能力が高い免疫細胞をiPSから作ることに成功、大腸がんや腎臓がん治療に向けた治験の実施、京大

11/21
*免疫細胞iPSで若返り、グリーンペプタイド、血液ガン治療開発へ、血液から免疫細胞を取り出してiPS細胞に初期化して、再度免疫細胞に作り直して患者に戻すもの、一般的な免疫細胞療法では患者の免疫細胞を体外で増やして体内に戻す、免疫細胞がすでに老化・疲弊していると十分に免疫効果が得られない、T-iPSは一度iPS細胞に戻すため若返りする

*岡山大学、胃がん予後は悪免疫抑制分子で、免疫の働きにブレーキをかけるPD-L1たんぱく質があると予後がよくない、免疫細胞に結合してその働きを妨げる

11/18
*国内初しわ改善、ポーラ、100億円販売を目指す、しわの原因となる酵素の働きを弱める有効成分を美容液に配合、新商品名はリンクルショット、メディカルセラム、ニールワンは肌の弾力を与えるコラーゲンを分解する好中菌エラスターゼと合体、しわのできる働きを抑える

11/12
*国立がん研究センター、肝臓細胞若返り、動物で成功、4種類の化合物を使うことで成熟した肝臓の細胞を肝細胞などもとになる細胞に変化させた、人で成功させれば肝臓がんや肝硬変など再生医療の道が開ける、肝臓だけでなくあらゆる臓器にも応用できる可能性がある

11/03
*睡眠と覚醒の制御に重要な役割を果たす二つの遺伝子をマウスの実験で新たに発見したと、筑波大や米テキサス大などの研究チームが2日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表、「Sik3」遺伝子が変異したマウスは睡眠時間が大幅に増え、覚醒時間が減少。「Nalcn」遺伝子の変異マウスでは、浅い眠りのレム睡眠が大幅に減少、健康な人が寝ると、まず深い眠りのノンレム睡眠に入り、体は休んでいるが脳は活発に働くレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返してから目覚める。Sik3遺伝子は、ノンレム睡眠の必要量を決めており、Nalcn遺伝子はレム睡眠の終了に関与している

10/31夕刊
*目の健康を守る、若者スマホ老眼の危機、子供の近視も増える、カラーテレビの長時間視聴、食生活の変化、外遊びの減少など多くの要因が絡む、2015年度の裸眼視力1.0未満の割合、小学校30.%、中学校54.0%、高校63.7%、1979年度小学校17.9%中学校、35.1%、高校53.0%に比べ大きく上昇、電車スマホ、歩きながらのスマホ、寝転がってのスマホが3大悪習慣

10/31
*京セラ、音楽聞きつつストレス把握、血流量測れるイヤホン、光を血管に向け照射反射光の強さから血流量を感知する、血流量はストレスや血圧、脱水や熱中症などにより変動

*iPS、AIで品質管理、京大と理研が共同研究

*正念場のiPS医療、体性幹細胞治験広がりる、リスク低く、産業化へ先行、一部の細胞にしか育たないが安全性が高く、白血病や心臓病の治療にも使われ、脳梗塞などにも企業治験が始まった。

*理研、植物ゲノム編集安全性を高める技術、農作物を望みどおりに作り替える品種改良に役立つ

10/26 
岡山大は26日、「ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)」と呼ばれる最新のがん放射線治療の確立に向け、国際原子力機関(IAEA)と研究・人材育成に関する連携協定、BNCTは、ホウ素化合物(ホウ素薬剤)を点滴で体内に注入して中性子(放射線の一種)を照射し、ホウ素を取り込んだがん細胞のみを破壊する。同大によると、標準治療化されれば従来の放射線治療に比べて身体的、経済的負担が軽減される。同大は2009年にホウ素薬剤の研究を開始。中性子発生装置の開発も他大学と共に進めており、5年後の治験開始を目標

10/30
*認知症予備軍の進行を防ぐ、思い出・運動、音楽療法広がる、芳香療法、ペット介在療法、回想療法

10/17
*iPS細胞10年、医療への応用正念場、安全性の担保どこまで、臨床研究へ線引き難題、評価基準確率の動きも、米英は他人のiPS活用を急ぐ、臨床試験を優先

【エーザイ、肝臓がん】 エーザイ(4523)は肝臓がんを対象に、がん細胞を狙い撃ちする分子標的薬の開発を始めた。(17日、日経産業9)


【日立化成、再生医療用細胞】 日立化成(4217)は2018年4月をめどに横浜市に再生医療用細胞の製法開発・受託製造施設を稼働する。(17日、日刊工業10

*猫の腎不全の原因解明、東大、腎臓にたまった老廃物を取り除くのを助けるたんぱく質がうまく働きにくい形になっていることが分かった、人間でもこのタンパク質が機能か、血中の老廃物は腎臓でろ過され排出される

10/13
*幸せを呼ぶ脳内ホルモン、過去の出来事を悔やみ将来を悲観しながら生活するより、今を楽しみ希望を抱いて過ごす方が生活の質は高まる、元気で暮らす人たちの共通の特性、闘病の痛み軽減、体調に合わせて、ランニングや入浴が効果的、エンドルフィン(脳の中心部にある下垂体が作り出すホルモン、痛みを和らげる作用、脳内モルヒネとも)をうまく放出させるには、1、終活などしない、2、呼吸で怒りを鎮める 3、いとおしいという気持ちを習慣に、4、歩幅をちょっと広げ少し早いウォーキング、5、入浴で快感とリラックスを得る、6好きなものを好きなだけ食べる
7、一日1度ウへへ、えへへ


10/12
*認知症の一因、iPSで解明、京大など、新薬開発へ足がかり、前頭側頭葉変性症は遺伝子の変異で起こる、大脳の前頭葉や側頭葉の神経細胞が変化し行動や言語の障害が生じる、患者の皮膚や血液からiPS細胞を作りゲノム編集で遺伝子の変異部分を修復したiPS細胞も作った、双方のiPS細胞を大脳皮質の神経細胞へ育て比較、、修復しない神経細胞だけには、神経の変質を引き起こす異常な「タウたんぱく質」が蓄積、細胞内に情報伝達をになうカルシウムイオンが流入しやすくなっていた、流入を減らすと、異常なタウたんぱく質の蓄積が抑えられ神経細胞の生存率が上昇した。

*難治がんの増殖正常細胞を利用、身体の正常な細胞CXCL1というたんぱく質、体内の正常な骨髄細胞をがん組織の中に誘導して増強に利用していることを発見、CXCL1は骨髄細胞の表面にある4CXCR2という別のタンパク質に働きかけ、その機能を阻害する、集まりにくくなった

10/09
*遺伝性難聴の一因、内耳の異常、神戸大学解明音をとらえる内耳の「毛」の形が崩れることが一因、毛の形を正常にする治療薬の研究、開発に役立つ、生まれつき難聴、高齢になっての発症治療に応用、DIA1遺伝子に異常、聴毛が音の振動で揺れると電気信号が脳に伝わる、

10/08
*がん治療にAI活用、がん患者のゲノム(全遺伝情報)を解析し人工知能で最適な治療法を選ぶシステムを開発する拠点設立、公益財団法人のがん研究会など

10/04
*生理学・医学ノーベル賞に大隈氏、細胞内のリサイクル解明、生命維持の基礎、生物が自分の細胞の不要なタンパク質など取り除いてリサイクルする仕組みで自食作用とも呼ぶ、たんぱく質やミトコンドリアを分解してアミノ酸などに変える、成人は毎日体内で約200グラムのたんぱく質を作るが、食べ物から摂取するのは70グラム程度、不足するたんぱく質は分解してできた原料で補っている、分解したたんぱく質を栄養源に再利用することで飢餓に耐える働きがある、オートファージが効かないと病気に、オートファージの働きを促し、細胞内のごみを取り除くことができれば、治療につながる可能性がある
。オートファジー(自食作用)の仕組みの解明で東工大の大隅良典栄誉教授がノーベル生理学・医学賞を受賞。オートファジーの試薬はタカラバイオ(4974)、コスモバイオ(3386)、医学生物学研究所(4557)が手掛ける。(日経12)


10/03
*がん免疫薬効き目向上、併用で攻撃力を増す、阪大ウィルスの一部投与、慶応大は高脂血症役と一緒に、高額薬使用削減に期待
*人工血管ブタから量産、東京医科歯科大学、ブタの太い血管から拒絶反応を起こす恐れのあるブタの細胞だけ取り除き、残った細胞を筒状に巻いて血流が流れにくくなった血管と置き換える
*日本とシンガポール、老化を共同研究、来年度始動、糖分に研究資金を出し合い、筋力低下やアルツハイマー病など高齢者の多い病気のメカニズム解明や治療法の確立を目指す

9/23
*ブタ遺伝子操作簡単に、徳島大学などゲノム編集で、受精卵エレクトロポレーション法、人工授精させた豚の受精卵を溶液に混ぜ、細胞の膜に電気で一時的に開けた穴から、遺伝子を切断する酵素や、切断する場所を決めるRNA(リポ拡散)を入れる、5時間が15分に

9/19
*がん細胞AIで画像判定、信州大や阪大、病理医不足補う、治療効果予測にも期待、
乳がん手術175人組織顕微鏡画像からがん細胞から正常細胞まで、悪性度の異なる計200万個、このうち98%の細胞から核の大きさや形などデータをAIに取り込み、乳がん細胞の特徴を学習、作業を約100回繰り返した、がん細胞、悪性の精度96%で判定、阪大はがん細胞の見分け方AIで深層学習、シャーレで培養した正常な細胞と様々ながん細胞画像1000枚ずつAIに取り込んでがん細胞の特徴を学習、ほかの画像1000解析させたところ85%確率で正しく識別

*京大iPS研究所、へその緒の血液であるさい帯血バンクと連携、再生医療推進の基盤を整える、細胞の備蓄を推進

9/18
*手足の湿疹が長引いたら、かゆいかゆい、金属アレルギーかも、チョコ・豆類が引き金に、身近に潜むアレルギー原因、虫歯の詰め物に注意

*高齢者の薬漬け、対策を急ぐ、体力低下、副作用で安く、学会が指針、専門外来を設置、高齢者の服薬、3割が10種以上、15種類以上は7.1%以上


9/16
*交際相手いない、男性7割・女性6割、異性との交際望んでいない男性30.2%(前回27.6%)、一生結婚するつもりはない、男性12.0%、女性8.0%、いずれ結婚するつもりあるか、男性41.4%、女性50.7%があると答え約半数が諦め、性経験ののない未婚者割合は男性42.2%、女性も44.2%いずれも前回調査より増え4割を超えた

*カラオケを使った認知症予防効果研究、ツクイが第一興商と、軽度の認知症の利用者10人と、認知症でない10人の計20人が参加、童謡や歌謡曲に合わせからだを動かしたり、歌詞の特定文字を抜かし歌ったり約1時間のプログラムを週1回ずつ、12月まで全2回実施、開始3か月ごと半年後に認知機能や滑舌、記憶力など参加する前と比較、認知症の軽減に効果があったかどうか分析・検証する。


9/15
東京医科歯科大学と大日本印刷(7912)などは共同で、多層構造の細胞シートを作る手法を開発した。単層シートと比べて、移植後の骨の再生が2倍の速さで進んだ。(日刊工業27)


9/13
*健康経営にIT活用、社員データを統合、フジフィルムなど知恵を絞る、社員の健康診断の結果や勤怠情報など一元管理して、きめ細かい健康管理につなげる、大和証券は健康情報をインターネットで学習するとポイントを与え、給与にも反映する、健康組合の財政悪化や人材不足を見据え、社員が長く働けるようにする、伊藤忠はIT活用、肥満気味の若手・中堅社員にウェラブル端末を配布し」血圧や心拍数う、歩行数睡眠時間など自動測定、、テルモは社員対象にウォーキング大会実施、楽しみながら体質改善歩いた歩数をパソコンに記録するt歩果物が育つゲーム、ウェルネス協議会経営協議会が発足、ビッグデータや人工知能などの活用をうたう

*100歳以上最多6.5万人、46年連続増加、女性が87%、医療技術の進歩と高齢者の健康への意識の高まりなどが影響していると考えられる、長生きの秘訣は、自分のことは自分で、高齢でも新しい趣味、適度な散歩や運動を欠かさない

*歩行速度で認知症の予兆を探るスマホ用アプリ、太陽生命、スマホアプリで提供、45~65歳で年齢を1歳重ねるごとに分速0.2~0.7程度、65~75歳では同0.7~0.9メートル程度遅くなり、1メートル以上遅くなると、認知症を患う危険性が高まる

9/01
*腸の善玉菌を増やそう、食物繊維を多めに、発酵食品を多めに、腸腰筋を鍛える、弁の色は黄色でバナナ型が理想

8/30
*卵子にミトコンドリア移植、体外受精で2人妊娠、細胞のエネルギーを作り出す細胞内小器官ミトコンドリアの移植で加齢で老化した卵子の質の改善を図る仕組み、有効性と安全性を懸念

8/29
*ウイルスでがん破壊、正常な細胞には影響なし、東大、大腸にいるコクサッキ―ウイルスを改良、がんで活発に働くチロシンキナーゼなどの酵素を利用して増殖する。ウィルスが増えるとがん細胞は壊れてしまう、
(注)日立製作所と日本アキュレイが共同で、日立高精度放射線治療研修センターを千葉県柏市に開設、ピンポイントでがん細胞だけに
X線を集約させる方法、トモセラピー(Tomo Therapy)CTスキャナーで人体の内部にひそむ病巣を3次元的に撮影し、そのデータを記録、がんの部位を探すのに、CTの撮影する「カメラ」を360度回転させながらデータをとる。完全に100%のがん細胞だけを攻撃するため、人体を突き抜けない、もっと重い陽子(水素イオン)や重粒子(炭素イオン)を使う治療法も開発が進んでいる。X線と違って質量が重いため人体を通り抜けず、がん細胞に留まるため、「超」ピンポイントが可能になる。(2015/09/07)

8/27
*生殖腺形成の端緒、遺伝子が作用、九大・東北大解明、iPS細胞から卵巣や精巣が作れる、不妊の治療法開発や、卵巣がんの発生メカニズムの解明につながる

8/25
*心臓病で再生医療治験、岡山大学、まず10ヵ月の女児に、重い心臓病の子供から心筋などに育つとみられる幹細胞を取り出し、大量に増やして心臓に戻す再生医療

*京大、iPS分化の一端を解明、細胞初期化の解釈へ道、ヒトのiPS細胞が様々な細胞に育つ謎の一端を解明

*大阪市中心部に再生医療の拠点、阪大が計画、iPS など 再生医療に向けた臨床研究や臨床試験を担う拠点

8/23
*米バイオ医薬大手メディベーションを140億ドルで買収、ファイザー、がん治療薬を強化、売上高成長へ即効性重視
*小野薬のオプジーポ、血液がん用年内にも発売、オプジーポは皮膚がんの一種の「悪性黒色腫(メノラーマ)」や肺がんの治療薬、9月には腎細胞がんにも適用

8/22
*免疫の攻撃からがん細胞を守っている「制御性T細胞」を攻撃し、がん細胞を死滅させる手法開発、近赤外線を当てて、がん細胞の周辺にある制御性T細胞を壊し、活性化した免疫で攻撃する、正常な細胞には影響しないため副作用が出にくい、米国立衛生研究所と名古屋大学が動物実験


8/18
*がんが生体で増殖し続けるのは、がんの周りに「制御性T細胞」という細胞が集まり、異物を攻撃する免疫細胞の活動にブレーキをかけて守っているためだ。 チームは、制御性T細胞に結びつく性質を持つ「抗体」に、特定の波長の近赤外光を当てると化学反応を起こす化学物質を付け、肺がん、大腸がん、甲状腺がんをそれぞれ発症させた計70匹のマウスに注射。体外から近赤外光を当てた結果、約1日で全てのマウスでがんが消えた。光を当てた約10分後には制御性T細胞が大幅に減り、免疫細胞「リンパ球」のブレーキが外れて、がんへの攻撃が始まったためとみられる。(毎日新聞)

8/18
*東芝、がん治療で新装置、中性子線利用21年度実用化を目指す、周囲の正常な細胞影響少なく、ホウ素中性子細く両方、BNCTとはがん細胞を取り込みやすいホウ素化合物を患者に投与して中性子線を照射する治療法、がん細胞だけ破壊するため周囲の正常細胞にほとんど影響を与えない、現時点では陽子線や重粒子線をピンポイントで当てる粒子線治療に比べ治療範囲は表層部分に限られる、重粒子線治療装置は神奈川県立がんセンターに納入

*心筋細胞高純度で選別、阪大、iPSから育成、iPS細胞や胚性幹細胞(ES細胞)から育てた心臓の細胞から、心筋になる細胞だけを選ぶ手法を開発

8/15
*末期がん余命予測、京大と理研血中の免疫細胞の好中菌、身体が弱ると減るアルブミン、筋肉など胃が壊れたとき出る乳酸脱水素酵素など3つの成分から

8/13
*がん治療薬、体内で合成、東大や筑波大、副作用少なく、正常な細胞傷つけない、効き目の強い強い薬をがん細胞のある場所で生産し副作用を減らす、国内で年間40万人がなくなるがんとの闘いに新たな治療、がん治療薬は免疫の働きが弱まったり、体力が衰えたり副作用が起こる場合がある、効き目も長続きしない、治療効果を上げる新たな発想

8/06
*心不全治療用の細胞シート、阪大が承認後初の移植、心臓から血液を送り出す力が弱る虚血性心筋症、あらかじめ脚から筋肉bの細胞を採取、テルモが培養ハートシートを阪大が心臓に移植、設備と体制が整った病院ならどこでも実施できるようになり普及が期待される

8/04夕刊
*離れた血縁関係をDNAで鑑定、京大が開発、災害時の身元確認に一般的なDNA鑑定は親子兄弟までしか正確に判断できないが、今回の手法ではより幅の広い人から血縁関係をたどれる、頬の内側を綿棒でこすって採取、DNAの配列の違いを専用装置で約17万か所分析、それをチームが独自に作ったプログラムで解析することにより血縁関係を調べる、いとこ同士など正しく判断

8/4
*狙った遺伝子を操作、神戸大学、ゲノム編集に新手法、DNAを切断せずに済む、想定外の遺伝子改変が起きたり、細胞が死んだりしにくく、効率アップ、農産物の品種改良の効率化につながるほか先天的難病の遺伝子治療に役立つ

*AI,がん治療法を助言、白血病のタイプを見抜く、膨大な医学論文を学習した人工知能(AI)が診断が難しい60代女性患者の白血病を10分ほどで見抜いて、東京大医科学研究所に助言、女性の回復に貢献していた、米IBMの「ワトソン」


8/02
*大事件に遭遇前後の内容忘れず、記憶の連動、仕組解明、強いショックを受けた前後の些細な出来事が長く記憶される仕組みがマウスの実験で分かった、富山大など出来事を記憶する脳の神経細胞集団が重なることが原因、つらい記憶が突然よみがえる心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状は些細な記憶が引き金になる、トラウマ記憶と別の記憶を引き離す手法が開発されれば、PTSDの治療につながる


*糖尿病前症では、ジョギングよりも早歩き(brisk walking)が血糖コントロールに優れる可能性が、新しい研究で示された。
 糖尿病の発症を予防するには、「減量・食生活の改善・運動」の3つが対策の柱とされ、これらの生活習慣因子の修正の重要性は広く知られているが、今回の研究を主導した米デューク大学(ノースカロライナ州ダーラム)教授のWilliam Kraus氏は「これらのうち1つでも患者に行動変容をもたらすのは難しいのが現実だ」と述べている

*骨を溶かす場面観察、阪大、骨粗しょう症や関節リウマチの発症に関与の破骨細胞、生きたままのマウスの体内で骨を溶かす場面をリアルタイムで長時間観察、破骨細胞は骨の形成のバランスをとりながら古い骨を分解するが過剰に働くと骨粗しょう症や関節リュウマチを引き起こす、早期診断や新しい薬の開発につながる

8/01
*脳を光で自在に制御、光遺伝学、東北大学など研究進む、脳梗塞やうつ病の仕組みの一端を解明、研究計画10月から始動、科学技術振興機構、光技術と遺伝子光学を組み合わせ神経細胞の活動を興奮させたり抑制する、光に反応するたんぱく質を神経細胞に組み込み、光を使って活動を自在に繰る、ノーベル賞の候補に

7/31
*寝不足の中高生うつリスク、東大・高知大チーム、男子の場合8時間半以上の睡眠をとることが望ましいなど調査、7時間半以下で男女ともリスクは高まる

7/25
*病院のがん治療サイトで比較、厚労省、患者・手術数など掲載、がんの種類や進行度に応じ患者数や手術件数など掲載、がん情報サービスの充実

*難病乳がん治療、基礎成果、医薬基盤。健康・栄養研究所、増殖抑制実験成功、患者の意多くが持つたんぱく質とがんを攻撃する細胞の双方にくっつく物質を開発、がん増殖を抑える成果を得た武庫川女子大、薬2種使い細胞死滅

7/22
*高齢者の腎臓病、なぜ治りにくい、リンパ節のような組織ができる、炎症が続いて修復力が低下する。京大がマウス実験で解明

7/21
*脳の詳細な地図を作成米ワシントン大学チーム、脳の領域を分ける、老化や脳の病気の研究に役立つ、、22~35歳の健康な若者、磁気共鳴画像装置で分析、刺激を与えたときの反応や構造、神経のつながり方などの様々な情報に基づき、大脳の表面を覆う大脳皮質を調べた、大脳片側だけで180の領域に分かれることが判明、そのうち83ヵ所はすでに知られていたが新たに97ヵ所が新たに特定された

7/18
*免疫を高めるたんぱく質母乳含有を確認、静岡大学、マウス実験感染症防ぐ期待、このたんぱく(CCL25)を人口乳に加えてマウスを育てると、免疫を担う器官が発達、抗体を作る細胞も増えた、、感染症の予防につながる

*脳梗塞、新薬候補TMTPを試験、東京農工大VBテイムス、幅広い患者対象、現在の薬は発症から4時間半以内の患者しか使えないが、4時間半から12時間の患者の血栓溶解に使え、より多くの救命に使える可能性がある

7/13夕刊
*たんぱく質の働き阻害で肝炎改善、阪大のグループが確認、脂肪肝炎(NASH)や動脈硬化が改善することを突き止めた。世界初の治療薬の早期開発

7/13
*膝関節省振動で変形性膝関節症の予防や症状の改善、縫製加工のソーアップがフィットネス医療機器に参入、台に足を乗せるだけで筋力を鍛えるロコトレーナー、振動で筋肉を伸縮させ、筋力だけでなく筋肉の柔軟性や骨密度を高め、血液の循環を促進し、ひざが動く範囲を広げる効果がある

7/12
*白血病や悪性リンパ腫といった血液がんの骨髄移植の免疫異常、皮膚がん治療薬で防止、佐賀大確認、将来は肝臓や腎臓といった臓器移植での免疫異常防止に応用できる

*老化抑制物質ニコチンアミド・モノヌクレオチド、人間の体にもともとあり、長寿遺伝子として知られているサーチュインの働きを強める化合物の材料となる、マウス実験では様々な臓器で化合物の量が増え、血糖値の上昇を抑えるなど、老化により臓器の働きが衰えるのを抑える効果が期待できる

7/4
*悪玉菌狙い撃ち、整腸抗体発見、奈良先端大、下痢や下血、体重減少を引き起こす潰瘍性大腸炎など引き起こす炎症性腸疾患の治療法開発につながる、大腸炎などの悪玉菌と結合して増殖を抑え、ビフィズス菌や乳酸菌には結合しなかった、「W27igA抗体」

7/01
*免疫ほぼ働かないサル誕生に成功、実験動物中央研究所など、病気解明に道、生まれつき免疫の働きが不十分な病気の仕組みの解明や治療法の開発に役立つ


6/28
*マウスのiPS細胞(人工多能性幹細胞)とES細胞(胚性幹細胞)から視神経細胞を作製することに世界で初めて成功したと、国立成育医療研究センター(東京都)と埼玉医科大の研究チーム、マウスの皮膚細胞から作ったiPS細胞を特殊な液で培養し、視覚情報を電気信号として伝えるための数センチの「神経線維」を持つ視神経細胞に変化させた。実際に電気を通し、神経として機能することを確認、マウスのES細胞でも同様の方法で視神経細胞を作製
6/23
*認知症予防へ大型調査、国立精神。神経研究センター、生活習慣まず8000人5年間で数万人に、、40歳以上の健康な人にインターネットに登録してもらい、定期的なアンケートを通じて発症に関する生活習慣のリスクを探る研究を始める、食事や運動など生活習慣が発症に関わる可能性

6/21
*がん悪化たんぱく質を特定、阪大、難治性の肺、すい臓、このたんぱく質を阻害する抗体を使いがんの増殖を抑えることにもマウスで成功した


6/16
*スポーツやビジネスでメンタルトレーニング、結果を出す人はトレーニングで心を整えることでプレッシャーを乗り越える。結果を出すためには真剣な表情で頑張るべきと考えがちだが、メンタル強化ではこれは逆効果、緊張した心身のままでは発揮できる力は制限される。笑顔でリラックスしてリラックスが冷静さをもって立ち回れることができ体もスムーズに動く

*認知症で行方不明最多、昨年13%増え1万2000人超、スマホで位置確認、長岡京市高齢者にタグ貸与

*国際がん研究機関はハムソーセージなど加工肉を1日50グラム食べると大腸がんにかかるリスクを18%高める、加工肉の発がん性を喫煙やアスベスト同じグループに分類、50グラムはソーセージなら2~3本、ハムなら3~4枚

6/15
 認知障害は視覚・聴覚の両方の障害のある人で最も多くみられ、この二重の感覚障害と認知障害のある人では死亡率が高いことが、人間環境大学(愛知県)の三徳 和子氏らの集団ベースのコホート研究で示された
http://www.carenet.com/news/general/carenet/42101?utm_source=m1&utm_medium=email&utm_campaign=2016061100

6/13
*iPSから小腸細胞、阪大創薬研究に追い風、2年以内に実用化を目指す


5/30
*血管や神経などに育つ幹細胞を使い脳梗塞治療、北大など治験介護の負担軽減をねらう、培養・移植で神経再生を促進
肝細胞体内に存在高い安全性、iPSより培養難しく
*たんぱく質の働きを抑制、金沢大学、肺がんに新治療法、KRASという遺伝子に変異があるがん細胞の表面にあらわれるたんぱく質の働きを邪魔して抗がん剤の効果を高める、この遺伝子が関与する大腸がんやすい臓がんの治療にも使える

5/27
*睡眠不足、記憶力落ちず、理研、マウスで実験、脳刺戟なら、睡眠不足の状態でも脳の一部を周期的に刺激すると、記憶力が高まることをマウスの実験で明らかにした。脳に光が当たると神経細胞が刺激を受けるようにマウスの遺伝子を操作、神経回路を刺激したマウスは記憶の低下が緩やかだった、人に応用する場合、光を当てって電流や磁気で脳を刺激する装置を想定

5/22
*老年内科役割多様に、身体の虚弱化に対応在宅患者や特養訪問、要介護の手前で予防
高齢者特有の病気、
フレイルる認知機能の低下、サルコペニア転倒骨折、ロコモティブシンドローム歩行障害、食欲不振、低栄養誤えん性肺炎、要介護状態多くの病気を合わせ持つ
高齢者に特化した診療科
75歳以上の高齢者診療、心と体、生活上の問題幅広く、病気の根治より病気を抱えた生活目標、心と体の状況を総合的に評価診療、処方される多くの薬の整理や服薬指導、リハビリテーションや介護、福祉への橋渡し

5/21
大腸がんの様々なタイプの組織を皿の中で人工的に培養する技術を開発、患者のがんを生きたまま解析することが可能となり、がんの病態の研究や創薬への応用が期待できる、がんの病態の研究や創薬への応用が期待できるという。大腸がんの組織を特殊なゼリー入りの培養皿に浸し、たんぱく質などを「栄養」として与える技術を確立。性質の異なる55タイプの大腸がん組織を培養することに成功(アサヒデジタル)


5/19
*オオムギの発芽時期仕組み解明、ビール効率醸造に道、岡山大・農研機構、、特定の遺伝子が種子に休眠期間の長さを決めていた。遺伝子の働きを調節できれば醸造を効率化できる。品種改良に役立てる。発芽するまでの時間とDNAの配列との関係を詳しく分析、休眠期間を長くする遺伝子を突き止めた。発芽を促すアミノ酸の量種子の中で増やす働きを持っている、ほかの作物でも同様の遺伝子を持つ

518
*遺伝子組み換え作物作物は人間や動物が食べても安全と結論、米化学アカデミー、過去20年間の約900件に及ぶ研究成果をもとに包括的に評価した結果がんや肥満、胃腸や腎臓の疾患、自閉症、アレルギーなど増加を引き起こす証拠はない、遺伝子組み換え作物は収量は影響しないが害虫や雑草から収穫物を守り、農薬の削減や農家の収入向上効果がある。遺伝子組み換え作物と野生種の交配も危険性は確認されなかった。表示義務化は国民の健康を守るために正当化されるとは思わない。


5/7
手術ロボットが外科医よりも正確に小腸を縫合することに成功、ケアネット
5/12
「方向音痴」がアルツハイマー病の初期に生じる可能性、初めて訪れた場所で道を覚えにくくなるのは、アルツハイマー病のごく初期の徴候である可能性があることが、米ワシントン大学(セントルイス)心理・脳科学准教授のDenise Head氏らの研究で
4/25
*がん転移防ぐ後退開発がん化学療法センター、タンパク質でできた抗体で血小板とくっつくのを妨げる、転移しやすい肺がんや肉腫の治療を狙う、3年以内に治験、転移しやすいがんは血小板にくっつきやすい、免疫細胞は血小板を異物と認識しない、血小板ついたがん細胞は体内を動きやす
*山口大学iPS細胞から様々な幹細胞細胞へ育つ幹細胞をつくり、肝硬変を治療する実験にマウスで成功した

4/22
*強い揺れ、めまい誘発、専門家が注意呼びかけ、解消へ外へ出て体を動かして、三半神経や、皮膚の筋肉の感覚。視覚情報を脳内で統合して、身体の平衡感覚を保つ、だが脳が強い揺れを記憶すると感覚情報を統合する機能が低下、ストレスや不安感から揺れを認識、「あと揺れ症候群」、室内に座っているときが多い

*健康データ30万人蓄積、経産・厚労省まず糖尿病予防、日立やテルモなど参加、糖尿病対策推進会議と組んで会社員の健康情報を蓄積するデータベースを構築する、歩数や血圧、体重、糖尿病リスクの指標となるヘモグロビンエーワンシーHbAIcなどの情報を集め糖尿病のリスクが高い社員に分析結果を通知して予防に役立てる、18年度以降他の疾患の予防や分析にも活用できるかどうか検討

*五色県民健康村健康道場、笹田信五さん、疲れた体と心を断食で癒す、エリート勤務医を経て悩みながら転身を決断、生命を維持しようと、ホルモンが活性化、親の生きる力が高まり、子供にも好影響、ダイエットだけでなく、精神的な悩みや体調不良を断食で改善、現代社会につかれた人たちの体と心の回復

4/20
*緑内障を進行を抑える神経保護作用のある化合物、京大動物実験、新型治療薬に道、緑内障は目の眼圧を下げることが主な治療法、神経保護という新しい観点から治療薬を開発できる可能性がある

4/18
*脊髄損傷の治療に光、iPS装着型ロボット活用、慶大・サイバーダイン、歩行改善を目指す

4/15
*国際電気通信基礎技術研究所、人工知能で自閉症判別、脳の磁気共鳴画像装置MRI画像から見分ける人工知能を開発、ふるまいからわかりにくい診断を手助け、症状のメカニズム解明に役立てる

4/12
*肝がん6分類、遺伝子解析へ、治療前進へ個々に効く薬期待、原因遺伝子を調べる利点は患者にあった治療の選択
*川崎市と、慶応大学と協定、生命科学研究、産学官で、、慶応大学は殿町に川崎生命科学・環境センターにタウンキャンパスを開設、今後学部や大学院の研究科がとの町で研究開発を進める企業や研究機関と情報交換をしながら研究に協力していく、キックオフ・シンポジウム

4/5
細胞シート子供に移植、阪大、重い心臓病で治療、ふくらはぎの細胞から作ったシートを心臓に移植、ふくらはぎから筋肉の元となる筋芽細胞を取り出し培養直径4~5センチのシートをつくる、シートから出るたんぱく質が心筋の機能を回復させる

4/3
心臓病リスク予測には「BMIより胴回りのサイズ」、米研究.心臓病にかかるかどうかを予測する上で、体重と身長の関係から算出されるBMI(体格指数)より胴回りのサイズの方が有力な指標になるかもしれない,胴回りのサイズが大きい人は小さい人より、酸素濃度が高い血液を脳などに送り出す左心室の機能に異常がある場合が多いことを突き止めた
4/02
*マウスのiPS細胞を使い、毛を生み出す「毛包(もうほう)」や皮脂腺などを含む皮膚全体をまとめて再生することに成功、理研)などのチーム。やけどや重度の脱毛症などの治療に役立つ可能性、皮膚は表皮や真皮などの層状になっていて、毛包、皮脂腺、汗腺などが含まれる。ヒトの皮膚から表皮のみを培養してやけどの治療に使う再生医療製品はあるが、複雑な構造をした皮膚全体をまとめて再生したのは初めてという。

4/01
*心筋細胞の中から腫瘍リスクのiPS除去方法効率的に、慶大、再生医療に応用
アミノ酸の一種を入れず培養すると従来の半分以下の時間で1000分の1以下に減った

3/30
*難聴治療、京大と研究、独製薬大手ベーリンガーインゲルハイマー、細胞再生へ新薬開発、耳の内耳にある重要な細胞を再生させることができる画期的な新薬の創出を目指す、音の信号を電気に変換して脳に伝える「内有毛細胞」、京大の研究成果から重要な細胞が損傷する原因と再生手順の特定を目指す、感音難聴は内耳の細胞や神経細胞の問題で起きるが、感じが難しいとされる一方治療薬の可能性かを示す研究成果が進んでいる、

3/28
*老化の解明に手掛かり、高齢化で血中に変化、沖縄科学大と京大共同研究グループ、筋肉増強に関連する物質が高齢化に伴って増えたり減ったりする、物質が14種類血液にある、高齢者で減ったのは9種類でカルロシンなど、細胞の老化を防ぐとされる抗酸化物質や、ロイシンなど筋肉増強に考えられる物質だった。高齢者で増加したのは5種類、シトルリン、ジメチルグアノシン、などの腎臓機能に関連がある、抗酸化物質量の減少や筋力の低下を防ぐには、緑黄色野菜や海草、豆類など、適正量の動物性蛋白質を取り適度の運動を続けることが重要

3/15
*明治HD子会社、頭髪再生理研と研究、脱毛症治療の製品開発
3/10
*iPS細胞で本物に近い角膜作成に成功、大阪大学西田幸二教授、特殊なたんぱ質で作った「足場」の上でiPSを培養、4種の細胞膜に自然と別れ、バームクーヘンのように同心円状に広がる組織ができた、中心部は脳につながる中枢神経となる細胞、一番外には目の表面になる細胞ができた、その間に角膜など作る2種類の細胞が並んだ。
03/03
*口腔ケアで健康長寿、食べる力機能別にチェック、歯周病対策もはやめに、歯周病は全身疾患に関連があるとされる、脳血管障害、骨租しょう症、肺炎、心臓病、肥満、糖尿病、早産(女性の場合)
03/01
*顔が赤くなる人の大量飲酒は5人に一人が80歳までに食道がんや・喉のがんになる、愛知県がんセンター、赤くなる人は酒を分解する力が弱く、分解途中に生じる発がん性物質が長く体内に残るためとみられる。

02/27
*円形脱毛症、免疫異常が原因再発も、早めに治療効果高く、男性型はホルモンが関与、丁寧にシャンプーで予防を
*膀胱がん進行性でも温存療法、手術ロボット活用も広がる、薬剤・放射線併用で好成績、喫煙が最大の原因、術後患者交流の場

02/10
*がん攻撃強くする細胞、京大、国立がんセンター iPSから作成、がんを攻撃アする免疫細胞の働きを高める細胞をiPSから作った
02/05
*加齢による薄毛解明、東京医科歯科大学マウス実験、コラーゲンが毛包を縮小、年を取って毛が生えにくくなるのはタンパク質の一種のコラーゲンが減り、毛をはやす器官が縮小する、コラーゲンの分解を防ぐ物質を探し出せば毛が薄くなることを防ぐことができる

*朝食抜き脳出血リスク、阪大など調査、血圧上昇が原因朝食を食べる回数が週2回以下の人は毎日食べる人に比べて脳出血の危険性が高まる.。


01/23夕刊

*母の腸内細菌減少やバランスの変化が子マウスの脳の発達に影響する、福井大マウスの脳で研究

1/23
東京大と京都大のチームは23日までに、iPS細胞を使って人の耳の軟骨を作製することに成功。iPS細胞を使った立体的な軟骨の作製は初めて。人のiPS細胞を軟骨組織に変化するように培養。できた軟骨細胞をたくさんの小さな球状の塊にして、直径約3ミリのプラスチックのチューブ3本に詰め、耳の形に組み合わせて軟骨組織にした。5年後をめどに軟骨組織を移植する人への臨床研究を実施.,これをラットの背中に移植すると2カ月ほどでチューブが溶け、約5センチの耳の形になることを確認できたという。


1/22夕刊
*一日2時間以上歩く人に比べ徒歩30分未満、糖尿病リスク高く、1.23倍高い、国立がんセンター

01/21
*粒子線治療に保険適用、小児がんや骨軟部腫瘍、4月から、隋駅漏れ治療も、粒子線、治療は、水素の原子核である陽子などを加速させ粒子線を照射がん細胞をたたく方法
1/20
*がん10年生存率、部位で差、甲状腺乳がん90.9%乳がんや子宮がん70%、、食道がん、胆嚢、胆道がん、肝臓がん30%を切った、胃がんや大腸がんはは最初の5年間は下がるが、その後はほぼ横ばいになる、5年目以降はほぼ再発しないすい臓がんは5%切る、がん全体では約58%だった、全国がんセンター協議会16施設で1999年から2002年までに診断・治療した35287例を追跡調査した
1/19
*人のiPSから神経のもと脊髄損傷を改善、マウス実験で慶大が成功

01/14
脳出血によるまひが、リハビリで改善するメカニズムを、生理学研究所(愛知県岡崎市)と名古屋市立大学の研究チームが動物実験で明らかにした。傷ついた神経に代わり別の神経が新たな経路を作っていた。大脳の運動野からの命令は神経回路で脊髄(せきずい)を経由し手足に伝わる。この神経回路が脳出血で遮断されると、まひが生じる。研究チームはラットで実験。まひした前脚を強制的に使わせるリハビリを1週間した結果、脳の運動野から、脳幹の「赤核」と呼ばれる場所へ神経が複数伸びていることが確認された。
 まひした前脚で台に載せたえさを取れるか実験したところ、成功率はリハビリをしないと19%。リハビリをしたラットでは48%になったが、赤核を通るルートを遮断すると18%まで下がった。このことから、脳が赤核へのバイパスを作ることで神経回路を補強したと考えられるという。

01/13
*ES細胞から変化、生殖細胞を効率よく作成、北大、マウス実験で成功、特定の遺伝子をES細胞に入れて薬剤で働きを高めたところ、90%以上が変化した、実験動物を作りやすくなり、実験期間の短縮につながる
01/12
*ピロリ菌のタンパク質、血流で全身へ心臓や神経の病因か、京大、東大神戸大など研究チーム発見、ピロリ菌は心臓や血液親権などの病気の原因になっている仕組みの一部解明
1/9
*MRIがん検査身近に、キャノン・京大装置価格1/10、小規模病院で受けやすく
1/6
*体の細胞からiPSの元となる変化前の細胞を作成した、死滅しにくい遺伝子改変しやすく、京大作成


12/28
*がん発見血や胃液1滴で早期に安く高精度、がん研や聖マリアンナ医大、エクソソームさまざまな細胞が分泌する直径数ナノメートルのカプセル状の微粒子、尿や血液や唾液の体液に存在する、細胞の間を行き来する情報を伝達する役をする
12/26
*ゲノムは個人情報、取得・提供ルール明確に、政府方針、難病治療研究妨げも、規制範囲に懸念

12/18
*魚油、体脂肪を抑える、京大がマウスで実験、身体の脂肪を分解して熱に変えるベージュ細胞が増える、中年太りや生活習慣病はベージュ細胞の減少が一因と考えられている。
12/10
【協和発酵キリン、核酸医薬】 協和発酵キリン(4151)は9日、核酸医薬品を次世代の柱の1つとする方針を明らかにした。核酸医薬はバイオ医薬品の1つ。抗体医薬でも対応できないターゲットに効く。(日経産業3)
【協和発酵キリン、再生医療】 協和発酵キリン(4151)は京都大学iPS細胞研究所と提携し、体の免疫力を高めてがんを攻撃するがん免疫療法の開発に乗り出した。(日経13)

12/6
エーザイ(4523)はがん分野と認知症などの神経分野に新薬の開発を集中し、他の分野で開発中の品目を全て売却する方針。(6日、日経7)

12/03
*再生医療でがん治療、協和発酵キリン、京大iPS研と体の免疫力を高めて、がんを攻撃するがん免疫療法の開発に乗り出す、がんやウイルスを攻撃するT細胞をiPS細胞を用いて作成
*関西経済人会議、山中教授講演、iPSの効果的な使い方は、再生医療よりも薬の開発、iPS細胞から神経や臓器の細胞を作り病態を再現して様々な化合物を加え効果を調べ新薬の開発につなげるべき

12/2
*ミドリムシ燃料20年に実用化へ、ユーグレナ航空機向け年125万キロリットル、精製コスト。安定供給課題

12/01
*神奈川県立がんセンターが重量子線専用施設、がん治療開始、外科手術をせずにがん細胞にピンポイントで照射治療体への負担が少ない、全国5ヵ所目、手術不要、県民には治療費補助

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